ニュースリリース
平成28年5月20日(金)~22日(日) 全日本トランポリン競技年齢別選手権大会 準優勝
今年は足を痛めてトランポリンの上での練習が3か月ほどできない状態からのスタートでした。
前までやっていた演技構成はこうだからと、無理して技をやるのではなく、今自分ができること・できないことを見極めて、できることのクオリティを上げることに徹底して試合の調整をしました。
また試合において練習通りのいいパフォーマンスを発揮するには、いい心の状態を作り上げることも不可欠です。
やっている自分たちにとっても不思議な感覚ですが、簡単な技だからと言って試合でいいパフォーマンスができることには、繋がらないのです。
今回、技のクオリティ・完成度を評価する演技点が今大会出場選手中で飛び抜けて高かったことは、いい集中の状態を保つことができたことから得られた結果として嬉しく思います。
ですが最終順位としては2位。
技の難易度を落としたことは確かですが、負けてもいいなど全く思わないで挑んだ試合なので、やはり悔しい結果です。
やるべきことができたからか、悔しいという気持ちをストレートに感じることができました。
つまり結果に対して、もっとこうすればよかったといった後悔の気持ちがなかったのです。
過ぎたことに変に固執せず、未来のこと、これから自分が成長するために、そして勝つために何をするべきか、ということに素直に思考が流れていきます。
もちろんもともと考えてはいましたが、今大会を終えてより強く考えて、より強く意識することができています。
この強い思いは、困難な道を突き進んでいくために必要な大きな原動力だと思っています。
しかし、自分自身でコントロールして思いを強くすることは、なかなか難しいことです。
負けたことで得られた強い気持ちは大きな収穫ですし、これだけ競技に集中できる環境を整えていただいているアムス・インターナショナル株式会社に感謝をして、今後より強くなるために精進していきます。